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『東南文化』2020年第3号主な論文の要旨

2020-12-06黄建秋

东南文化 2020年3期
关键词:時代博物文物

1.博物館展示の企画と制作:一体化か強制剥離か?(陸建松)

要旨:現在、我が国博物館展示企画と制作の運営モデルは主に二つに分けられており:“一体化”と“強制剥離”。前者は展示概念企について会社を募集し、入札方式で展示企画と制作会社を選んで、展示企画と制作そして展示品内容の企画と制作を落札した会社に託すること。後者は展示企画についてを募集し、入札方式で、展示企画と制作会社を選んで、その会社に展示企画を練らせ、後に新企画案を基に展示制作会社を募集して、入札方式で展示会社を選んで、落札した会社に展示制作を委託すること。この二つ案の優劣は業者には意見が分かれている。理想の運営は企画と制作分離だ。しかし、今このモデルを施行する準備はできていない。現段階では、推進すべく新“展示企画と展示制作一体化”運営モデルは“一体化”を前提にして、展示企画と展示制作を二分化することは、“一体化”と“強制分離”の短所を避けることはできると考える。

キーワード:博物館 展示工程 展示企画 展示制作 一体化 強制分離

2.生態文明の視野で現代社会における歴史文物の再脈絡化—国情に適する文物保護と利用の道に関する諸問題について(曹兵武)

要旨:中国文化の歴史が長く続いている。中国において文物管理は大歴史観とグローバル視野をもって国情に適する文物保護と利用の道そして文物と時代·社会·公衆との間に新型絆を模索すべきだ。生態文明視野で文物と文化遺産の再脈絡化を現実社会生産と生活におい実現させて、中国独特の遺産価値の認知と評価システムを構築し、生態文明に適する文物と人間との新型関係を構築すべきだ。考古部門は博物館·文物保護部門と力を合わせて文物価値、文物登録、情報公開、事前保護などの基礎を固めて、国情に適する保護と利用の道を探って、政策を十分に利用し、文物保護と利用そして管理を一括するシステムを構築し、実現させるべきだ。文物事業は責任が重く、中央政府の文物資源と文物事業の戦略を念頭に置いて国情に適する文物保護と利用システムと実現させる道を探るべきだ。

キーワード:文物保護と利用 中国国情 物·人関係 遺産自覚 生態文明 再脈絡化

3.プロセスアーキオロジについての再考:考古学理論建設問題(陳勝前 王紅博)

要旨:プロセスアーキオロジは考古学理論建設に強く関心を持っている。理論構築はその核心だ。プロセスアーキオロジには四つの核心理論があり、文化対応メカニズム、発展理論研究、理論前提の整理、規制した科学推理。文化歴史考古学と比べるとプロセスアーキオロジは文化歴史考古学の単純に帰納ロジックを根拠する理論建設という仕組みを突破し、演繹推論とアナロジー法二種類方法を加えて、特にアナロジー法を基にしたミドルアーキオロジは 業績があげられた。プロセスアーキオロジにおける科学的な推理を中心にし、三種類の推理ロジークを総合的に利用する理論建設という考案は中国考古学が参考にするべきだ。

キーワード:プロセスアーキオロジ 考古学理論 理論建設 科学推論 ミドルアーキオロジ

4.安徽簫県金寨新石器時代遺跡北区2017年発掘簡報(安徽省文物考古研究所 簫県博物館)

要旨:金寨遺跡は安徽宿州簫県金寨村に位置し、2016年~2018年にかけて、安徽省文物考古研究所は簫県博物館と共同で、当該遺跡を二回に渡って調査した。2017年には北区での調査中に、新石器時代の横に並べた住居址、灰坑などが見つかった。住居址は基礎のみで、埋め土は紅焼土で、その下は灰白色土だ。墓には土坑墓と甕棺墓が二種類ある。それらの年代は約BP.5200~4800。文化様相は汶泗河流域の大汶口文化と一致する。

キーワード:安徽 簫県 金寨遺跡 新石器時代 大汶口文化 住居址 墓葬

5.広東普寧葫芦山遺跡発掘簡報(広東省文物考古研究所)

要旨:葫芦山遺跡は広東省普寧市広太鎮北の平宝山南山麓に位置する。2013年11月、広東省文物考古研究所は当該遺跡における緊急調査を実施した。調査によって、新石器時代晩期の灰坑13基と唐代墓1基が検出された。また、新石器時代晩期虎頭埔文化の土器破片と石器が大量出土し、復元できた土器には罐、台座と紡錘車があり、石器には片刃石斧、石ハンマと砥石などがある。最も重要なのは初めて虎頭埔文化遺跡に彩文土器破片が検出されたことだ。

キーワード:広東 葫芦山遺跡 新石器時代 虎頭埔文化 彩文土器

6.安徽省寧国市灰山土墩墓D2発掘簡報(安徽大学歴史系 安徽省文物考古研究所)

要旨:2012年2月から10月まで、安徽寧国市港口鎮工業園に土地整備中に周代に当たる土墩墓が36基発見された。中に一墩一墓と一墩多墓そして空墩という三種類がある。D2は一墩3墓で、中にM1、M2とM3がある。全ての墓は浅い竪穴式で、M3は墓の床に石で作った寝台があり、副葬品に印文硬陶器、印文陶器、原始磁器碗、夾砂陶鼎などがある。当墓は春秋早中期にあたり、土墩墓の研究には新しい資料になる。

キーワード:安徽 寧国灰山 土墩墓 春秋早中期

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