『東南文化』2019年第3号主な論文の要旨
2019-12-17
1.現状と対策:三線建設工業遺産の保護と利用を焦点に(呂建昌)
要旨:三線建設は我が国社会主義建設時期において不可欠な歴史だ。近代工業遺産重要な部分としての三線工業遺産は三線建設停止後に、軍工企業は山の奥から外に移したが、それの工場と設備が現地に多く残した。これらの工業遺産は長期間に放棄されており、わずかのものが有効に保護なお利用されている。近年、三線工業遺産が社会の注目を浴び、政府にも大事にされている。それらの保護と利用に関する研究が焦点になっている。現在三線工業遺産の保護と利用に関しては、現状は楽観的ではない。農村に残留している三線工業遺産は保存状態が悪い。ゆえに、三線工業遺産保護と利用においては、当面出来るだけ早めにすることは、三線工業遺産を全面的に調査し、支援資金の募集をして、観光資源を整備し、三線博物館の建設を推進すること。
キーワード:三線建設 工業遺産 保護利用 観光資源 博物館 持続性発展
2.山東鄒城邾国故城遺跡2015~2018年発掘調査の主な収穫(王青 路国権 郎剣鋒 陳章龍)
要旨:山東邾国故城遺跡は山東省鄒城南10キロ離れた嶧山の南山麓に位置し、東周時代に邾国都市で、秦漢時代に鄒県の県城だ。2015年~2018年にかけて、山東大学邾国故城遺跡考古隊は当該遺跡に大規模の調査を行った。城壁、宮殿、倉庫と貴族墓地などが調査されており、鋳造跡と製陶工房などの調査が施された。これらの発見は邾国の歴史と山東省南部東周秦漢文化様相の研究に新しい資料になる。
キーワード:鄒城 邾国故城遺跡 東周 秦漢 都市考古
3.山東鄒城邾国故城遺跡2017年発掘概要(山東大学邾国故城遺跡考古隊)
要旨:2017年3~7月にかけて、山東大学邾国故城遺跡考古隊は当該遺跡に第二次調査を行った。調査区は“皇台”中部やや北の所に位置する。春秋、戦国、秦漢、晋唐そして近現代遺構が300基検出された。遺構には灰坑、窯跡、住居跡と溝などが含まている。出土遺物には様々な土器、銅器、鉄器、石器と磁器がある。出土した細長い窯跡、新莽時期の銅詔版、度量衡などの遺物は邾国故城の歴史的な変遷と歴史に位置づけの研究に役に立つ。
キーワード:鄒城 邾国故城遺跡 春秋 戦国 秦漢 窯跡
4.山東鄒城邾国故城遺跡2015年調査に検出された植物を出土した遺構についての分析——古代都市管理視点から人と植物を見る(馬方青 陳雪香 路国権 王青)
要旨:2015年調査において大量植物を出土した山東鄒城邾国故城遺跡は、春秋時代から漢時代までのものだ。研究結果によって、小麦と粟が当地の主な食料で、大豆と小豆と黍そして水稲は副食品だと分かった。古城の機能区域の分析によって、植物遺存の平均密度の低いと“穀類雑草の比率”増える傾向が役人の管理によって、該当地点は植物の生産を営みたと考えられる。ある程度で都市の部分人口は手工業?食料保存などの活動に従事し、植物の種類によって様々な方法で利用したと思われる。
キーワード:邾国故城遺跡 植物遺構 春秋 戦国 秦漢 古代都市管理
5.知恵カイドによる博物館観衆の調査と分析及び模索——南京博物院“ファラオ·王”“帝国盛世”二つ特別展示を例に(鄭 晶)
要旨:知恵ガイドが現在多くの社会領域に盛んに応用されている。南京博物院に開催されている特別展示“ファラオ?王”と“帝国盛世”は知恵ガイド技術を持って、観衆に観覧体験を豊富にさせて、多くの面で知識を獲得させた。博物館は観衆に調査を行った。上記の二つ展示を通し、我々は知恵カイドを利用し、情報収集とデジタル識別と焦点問題分析とアンケートを通し、観衆に需要を求めて、それらの資料を分析した。その結果は今後博物館教育理念とサービス方法の創新に参考になると思う。
イーワード:博物馆 知恵カイド アンケート “ファラオ·王”“帝国盛世” 焦点分析 特別展示 南京博物院