表示空间上下关系的方位词“うえ”的记述研究
2018-01-24张希西
【摘要】本稿は「うえ」の空間的な意味の分類を行い、意味の存在条件を検討し、各意味用法の意味間と形式間における連続性について考察した。「うえ」は修飾されて使用される場合と単獨で使用される場合があり、空間的な意味用法から機能的なものに拡張してくる。
【关键词】方位词“うえ” 语义 形式 语义存现条件 连续性
【中图分类号】G64 【文献标识码】A 【文章编号】2095-3089(2018)48-0107-02
1.考察对象和考察目的
本文对表示空间上下关系的方位词“うえ”的语义进行分类,并在此基础上探讨基于语义存现条件的各个语义的扩张方向,记述其从空间语义表达到抽象化语义表达以及功能词化的过程,并着力于说明语义之间、形式之间的连续性问题。
2.先行研究
关注“うえ”功能性用法的先行研究诸多,有些从文法化和复句等角度进行了考察,有些从认知语言学角度进行了考察。此外也有涉及到连续性的考察,本文简要介绍几个相关研究的主要观点。
方(2008)以名词和谓语的搭配特征为关注点,重点考察了“うえ”等空间表达的后置词用法和接续助词用法,对于这两者的各类用法和语义分布作了详细说明。但未涉及到语义用法之间的连续性问题,并且将考察形式限定在“名词+うえ+谓语”上,对于其他形式用法未作考察。
长谷部(2013)从句法和认知的角度对“うえ”的语义用法进行了梳理,将其分为空间名词(实质名词)、形式名词和复合辞三类。对空间语义和非空间语义分类考察,提及了语义之间的相互关系和各自的句法特征,也提到了定语修饰成分的省略问题,但没有指出此省略是必省还是可省,对于省略用法与其他用法之间的联系和区别也未提及。
赵(2016)从认知语言学的角度对比考察了日语和中文中的空间辞的语义和功能,总结了二者之间的共通点和区别。赵借助图示,将“うえ”的空间语义具体分为物体的外侧、位置高处,将非空间语义分为优质、高社会地位、数量多、外表等四类,将表示事件关系的功能扩张非空间用法分为前提或相继出现、领域或方面、添加、因果关系等四类,从隐喻扩张的角度作了说明,但对于各类语义用法的存现条件未作详述。考察点集中在语义的连续性上,各使用形式之间的连续性还有待考察。
3.“うえ”的语义分类及语义用法的扩张
从形式上来看,“うえ”可根据是否前接定语修饰成分分为两大类,具体分类如下。
3.1前接修饰成分的“うえ”
“修饰成分+うえ”在句子中是一个整体成分,可以作为状语、定语、宾语、主语、谓语等使用。在没有共起表达的限定作用时,其语义富有多种可能。比如,根据共起表达(格助词的种类、有无宾语、谓语的性质)产生的不同语义存现条件,“机のうえ”可以表示物体或人的存在位置、动作或变化的位置或场所、移动路径、动作作用对象等意思。这些意思表达中的“うえ”的语义也是多样的。修饰成分“机”在一定程度上设定了“うえ”的语义范围,在此基础上,由其他共起表达共同形成的语义存现条件继续将语义特定为一个更具体的方面。与此同时,通过与“うえ”的共起,“机”所表达的空间意思也变得更加具体。
修饰成分为表示场所、物体、人物、身体部位等名词时,如例句所示,“うえ”可表达位置(例(1)-(3))、方向(例(4))、空间范围(例(5)(6))和部分(例(7))等空间语义,基本形式为“具体名词+のうえ(+具体名词)+谓语”,但在具体使用中,名词和谓语的存现以及句中位置具有多样性。
(1)内藤は机の上にバッグを置き、中から用具を取り出した。(一瞬の夏)
(2)前座試合を眺めながらふたりでぽつりぽつりと話していたが、リングの上に六回戦のボクサーが上がった時、下から利朗が呼びにきた。(一瞬の夏)
(3)客車は無気味にきしんで、信夫の上に乗り上げ、遂に完全に停止した。(塩狩峠)
(4)街は空の上から見た時とは異なり、暗く重く沈んでいるように感じられた。(一瞬の夏 沢木耕太郎)
(5)このレールの上をずるずると客車が逆に走り始めた時、この地点に彼はまだ生きていたのだと思った。(塩狩峠)
(6)少女は母親の方を脣を尖らせて見ていたが、じゃまあこの位にしておくわ、と諦めて、机の上を片づけ始めた。(草の花)
(7)どうせゆうべの仕事のままなのだし……机の上を拭こうが拭くまいが別に毎日の仕事にあまりさしつかえはないのだから……と、いつも思っていたのだ。(新橋烏森口青春篇)
如例所示,表示“位置”这一空间语义时,修饰成分所示对象与宾语所示对象是密切相关的,在下面这个例子中,由“うえ”连接的两物体不仅有着空间上的相对位置关系,二者之间还能读出累加、添加的意思。
(8)良子は、セーターの上に、チョッキを着て、どこから見ても、その辺のおかみさん族としか見えないような恰好をしていた。(太郎物語大学編)
需要注意的是,无论是哪种情况,与该空间语义相关的两个对象之间的位置是固定的。如下例所示,当对象换为人时,该固定位置关系也不变。人与人之间的地位高低、年龄大小都是固定的,这与两个物体之间相对位置的固定有着类似性,从这点来看,二者之间有着语义关联。
(9)保男は、三人兄弟のいちばん上で、下に弟と妹がいる。(冬の旅)
当共起名词之变量中的一个或者二者都为抽象名词或表示事件的句子时,根据谓语是否有动作性,有时有空间意义的残留(例(10)(11)),而大多无空间意义,二者之间是累加、前提条件等逻辑关系(例(13)(14))。
(10)そこに家庭があり、人間の生活がある。その生活の上に、まるで黒い雲のように、国家の法律が重く掩いかぶさっているのだ。(青春の蹉跌)
(11)僕の精神はやみがたく次の一点に集注した、(中略)そして自我は、絶えず意識の上に次のような問答を繰返した、――殺せるか、死ぬか。(草の花)
(12)私は、數カ月前に、仕事の上で、致命的な失敗を犯していた。(一瞬の夏)
(13)操縦席の前部にいるパイロットは、いずれも怕いような、歯を喰いしばったような顔つきで前方を睨んでいる。過荷重発艦のうえに艦の動揺が激しいからだ。(楡家の人びと)
(14)わたくしは彼の隣人になるために、さまざまな損失を承知の上で、その友人のいる旭川に参りました。(塩狩峠)/……損失を承知したうえで、……
表示前后逻辑关系时,使用形式相对固定集中在“~うえに、~うえで、~うえ(、)”等几种,也偶见“~うえから、~うえにて”等形式。
3.2单独使用的“うえ”
分为两种情况:省略,即修饰成分位于上下文之中,和实义名词用法。前者如例(15),可将位于上下文之中的修饰成分移到“うえ”之前形成基本形式,也可用指示词指代修饰成分。后者如例(16)(17),例(17)中的“うえ”实际上是根据与“うえにいる人”的关联性转化出“上司”的语义,即うえ=上司。
(15)彼らはかなり沖に泳ぐ人が休むために浮かしてある古い和船のところまでいった。それから船の上に、「ちょっといいネエちゃん」が二、三人休んでいたので、二人も上に上った。(太郎物語 高校編 曾野綾子)
(15)……二人も船の上に上った。/……二人もその上に上った。
(16)「(前略)上を脱ぎたまえ。診るだけみよう」医者は聴診器をとりあげた。(冬の旅)
(17)(前略)星の記事が連日の紙面をにぎわしたのも、上からの指示でなく彼の独断だったのかもしれない。(人民は弱し官吏は強し)
例(16)这样表示上下成套事物一部分的用法在语义上与表示空间语义用法的例子具有关联性,包括表示“上司”实义的用法在内,这些用法中的“うえ”一般是不前接修饰成分的。表示年龄、等级及地位时,这些用法中的“うえ”也可前接人物名词等修饰成分,但从实际用例来看,此时“うえ”的单独用法更加常见。
4.结语
本文对表示空间上下关系的方位词“うえ”的语义进行了再分类,并在此基础上探讨了语义存现条件和语义间的扩张方向,说明了语义之间、形式之间的连续性问题。
根据有无前接修饰成分,“うえ”可以分为有修饰成分的用法和单独用法两大类,从空间语义表达到抽象化语义表达进而功能词化。语义间的连续性体现在:从空间位置、范围、部分等语义抽象扩张为地位、年龄、等级等语义,进而继续抽象化为累加、言说方面或范围、前提条件等语义。该扩张过程与语义存现条件(共起表达)密切相关。形式间的连续性体现在:有修饰成分的用法和单独用法之间是连续的,其两端为前接具体名词修饰成分的用法和实义名词的用法,中间过渡性用法为指示词前接以及修饰成分省略的用法。语义上的关联和形式上的关联共同构成了“うえ”各语义用法的连续性。
参考文献:
[1]田中宽(2004)「形式名詞「ウエ」の意味と機能―累加的な接続成分について―」『日本語複文表現の研究―接続と叙述の構造―』白帝社
[2]赵无忌(2016)『認知言語学から見た日中空間辞の意味と機能拡張に関する比較研究』宇都宮大学博士学位論文
[3]长谷部亚子(2013)「多義語ウエの意味の分析:空間名詞·形式名詞·複合辞としてのウエ」『日本認知言語学会論文集』13号.63-75頁.日本認知言語学会
[4]方允炯(2008)『空間を表す形式名詞の意味と機能』大阪大学博士学位論文
[5]三宅知宏(2005)「現代日本語における文法化:内容語と機能語の連続性をめぐって」『日本語の研究』1(3).61-76頁.日本語学会
[6]森田良行(1989)『基礎日本語辞典』角川書店
例句出处:CD-ROM版 新潮文库100册(1950年后出版,除翻译作品之外的25部小说)
作者简介:
张希西(1987.07-),女,汉族,山东人,2015级博士,研究方向:日语语言学。