日韩文提要

『東南文化』2022年第5号主な論文の要旨

1.「文化遺産学」の学問理論構築問題を論ずる（王刃餘）

要旨：文化遺産の研究分野の「学問の資格」とその建設は、この十数年来、関連分野の学者が関心を持っている重要な問題だ。それは国家社会の文化資源の管理機能に直接関係しているだけでなく、科学研究行為としての管理の特殊性にも関係している。「文化遺産」が「学」になるには、まず独立した研究視点と相応する哲学社会科学理論の基礎がなければならない。「遺産の研究」と他の関連学科の間の関系は技術の「内化」関系ではなく、遺産の定義は往々にして他の基礎学科の研究と判断に由来し、「遺産学」はすべての遺産行為を研究対象とする。遺産研究の核心は価値形成過程でなければならない。遺産理論、遺産保護、遺産資源管理の3つの異なる研究方向をほぼカバーすることができます中国の将来の建設"文化遺産学"の基本的な内容。

キーワード：文化遺産学 学科建設 文化遺産理論 研究モデル 学科関係 学科システム 遺産理論 遺産保護 遺産資源管理

2.江蘇常州天寧区寺寺墩遺跡2019年度調査概報（南京博物院 常州市考古研究所）

要旨：寺墩遺跡は20世紀70～90年代にしばしば重要な発見があり、特に寺墩三号墓は学界で有名である。2019年3月、寺墩遺迹の第6次学術発掘が正式に始まった。南京博物院は常州市考古研究所と共同で、土墩の東側に貴族墓区北西部の学術発掘を行ったところ、新石器時代の墓、灰坑、灰溝、井戸などの遺跡が見つかり、土器、石器、玉器などの遺物が出土した。土墩の東側に貴族墓区の構造配置と年代区分などの問題についてよりはっきりした認識があった。

キーワード：常州 寺墩遺跡 新石器時代 崧沢文化 良渚文化 彩陶

3.江蘇興化市蒋荘遺跡良渚文化高ランク墓調査概報（南京博物院）

要旨：2011年から2016年にかけて、南京博物院は2回にわたって興化蒋庄遺跡の学術発掘を行い、良渚文化墓地の1カ所を完全に発掘し、284基の墓を整理した。その中の10の墓葬に副葬された琮、璧などの玉の礼器、高ランクの墓葬、南の墓地に集中分布しています。これらの高ランクの墓から出た玉琮、璧は寺墩遺跡を代表する太湖北部良渚文化貴族大墓から出た型式と同じで、年代は良渚文化中晩期に相当する。江淮東地区の良渚文化の社会組織構造、葬儀儀礼、精神信仰、および良渚文化の中心部との相互作用などの問題を研究する上で、蒋庄遺迹良渚文化の高ランク墓の発見は重要な価値がある。

キーワード：興化 蒋荘遺跡 新石器時代 良渚文化 墓葬 玉琮 玉璧

4.宇宙知識と個人転身：良渚文化玉琮を再考する（李黙然）

要旨：良渚文化玉琮独特の造形はシャーマン式の宇宙知識を内包して、それは儀式の中の「通路」で、1段を載せて異なる境界域の転身の旅に通じる。上に彫られた獣の面などの主体の文様は良渚人が玉器の上で缲り返し彫った人、獣、鳥の結合と転化で、この転身の状態はちょうど蝉の脱皮のようで、弦の紋の形式で表示されます。

キーワード：良渚文化 玉琮 宇宙知識 転身 蝉

5.“解釈と解釈企画”：現代博物館転換に影響を与える議題（周婧景）

要旨：博物館は結局2つの方面の問題に注目する必要があります：博物館の物の情報の伝播に頼って、観客は情報の伝播の実際の利益に基づいています。後者は長らく無視されてきたが、その重要性は日に日に増しており、「情報発信における観客の利益」を高めるための新たなテーマとして、博物館に導入されている。説明学の要義は人々がよりよく理解した上で個人的な意義を創造することを奨励するものであるから、中国の博物館の「所蔵品志向」から「公共サービス志向」への移行に影響を与える核心的なテーマとなるだろう。現在、北米の博物館界も非常に重視し、積極的に実行している。その理論的基礎は主に哲学的説明学と構成主義教育学にある。我が国阐释学で導入推進の変形で理念、技術と制度の3大困難に陥っている、これが主題性、快适に、組織と関連性が含まれ、趣味が、評価性6大要素の博物館の解釈の模型、デザインを解釈し企画の内容と大きな枠組みの中で、ビューから理論と方法で探る中国博物館当代の変形の解読の道。

キーワード：博物館転換 解釈 解釈企画 観客を中心にする

6.視点すなわち視点：危機的視点でのデザイン展企画展（李 磊）

要旨：展示企画には、企画教育の力、社会変革の力、人々を啓発する力があり、また、多元性、応用性、示唆的な価値があります。危机の視点の下で、展示企画展は視点（実践）のレベルから見て、展覧会の関心のテーマは各社会領域に発射して、一連の社会問題の解決案を提示します；観点（理論）のレベルでは、世界的な危機と挑戦に対処するために、企画思考を育成し、思弁的な意識を持つことを示唆している。視点や視点の価値が相まって、展示企画自体が「危機企画」となり、公共生活と社会の発展の間に広がる溝に橋を架け、「公共の目覚め」を社会変革の力にすることを目指している。このように危機の視点での展示企画:視点は観点であり、社会的責任を持つ価値と意義を体現している。

キーワード：博物館展示 デザイン展企画展 危機の視点 視点 観点 社会価値

（翻译：黄建秋）

『東南文化』2022년제5기주요논문제요

1.「‘문화유산학’학과이론수립문제에대한시론」(王刃餘)

제요:문화유산연구분야의‘학과자격’과설립에대한문제는최근10여년동안관련분야학자들의중요관심사였다.이는국가사회의문화자원관리기능과직결될뿐만아니라문화유산의연구행위를관리하는특수성과도관련이있다.‘문화유산’이‘학문’이되기위해서는무엇보다독자적인연구시각과이에상응하는철학적이고사회과학적인이론의토대가마련되어야한다.‘유산연구’와기타관련학과와의관계가기술적인‘내실화’의관계에국한되지않고유산에대한범주는기타기초학과의연구와판단에의해정의되는경우가많으나‘유산학’은유산행위전체가연구대상이되어야하고유산연구의핵심은가치형성과정에두어야한다.유산이론,유산보호,유산자원관리이세가지다른연구방향이우리나라의미래에설립될‘문화유산학’의기본내용을대략적으로포함하고있다.

핵심어:문화유산학,학과설립,문화유산연구，연구패러다임,학과관계,학과시스템,유산이론，유산보호，유산자원관리

2.「2019년江蘇常州天寧區寺墩유적발굴보고」(南京博物院,常州市考古硏究所)

제요:寺墩유적은1970～90년대여러차례중요한유적으로발견되었으며寺墩3호분이라는이름으로학계에알려져있다.2019년3월,寺墩유적에대한제6차고고발굴이정식으로시작되었고南京博物院과常州市考古硏究所가연합하여진행한墩東귀족고분구역북서쪽에대한고고발굴을통해신석기시대의고분,회갱,회구,수정등의유적지를발견하였고토기,석기,옥기등의유물이출토되어墩東귀족고분구역의구조배치와분기연대등의문제에대한명확한인식을갖게되었다.

핵심어:常州,寺墩유적,신석기시대,崧澤문화,良渚문화,채도

3.「江蘇興化市蔣莊유적良渚문화고급고분발굴보고」(南京博物院)

제요:2011년～2016년南京博物院은두차례에걸쳐興化蔣莊유적에대한고고발굴을진행하여良渚문화고분1기를완전히해체하였으며총284기의고분을정리하였다.이중10기의고분은琮,璧등玉質禮器를부장하고있는고급고분으로묘역의남쪽에집중적으로분포되어있다.이고급고분군에서출토된옥종과벽은寺墩유적으로대표되는太湖북부의良渚문화귀족대묘에서출토된것과같은것으로보이며시기는良渚문화중후기에해당된다.蔣莊유적良渚문화고급고분의발견은江淮동부지역良渚문화의사회조직구조,장례풍습,신앙활동그리고良渚문화핵심구역과의상호관계등을연구하는데중요한가치를지닌다.

핵심어:興化,蔣莊유적,신석기시대,良渚문화,고분,玉琮,玉璧

4.「우주지식과개인의변형-良渚문화玉琮에대한재론」(李默然)

제요:良渚문화玉琮의독특한조형은서로다른경계로가는변형의여정을실어나르는의식의‘통로’로샤머니즘적인우주지식을함축하고있다.상부에조각된수면문과같은주요모티브는良渚人이옥기에반복적으로묘사한사람,짐승,새의결합과변화를보여준다.이러한변형의형태는마치매미의탈피와같은것으로줄무늬형태로표현되었다.

핵심어:良渚문화,玉琮,우주지식,변형,매미

5.「‘해석과해석기획-당대박물관의변화에영향을미치는새로운의제」(周婧景)

제요:박물관은결국박물관유물에의한정보전달,정보전달에근거한관람객의실익이두가지문제에주목해야한다고말한다.후자는오랜시간동안경시되어왔지만나날이그중요성이커지면서박물관분야에‘정보전달에서관람객의이익’을높이기위한해석학이라는새로운의제를불러일으켰다.해석학의요지는사람들이더잘이해하도록장려하는바탕위에개인의의미를창조하는것으로우리나라박물관이‘소장품지향’에서‘공공서비스지향’으로변화하는데영향을미치는핵심의제가될것이다.현재북미박물관계에서도높은관심을가지고적극적으로실행하고있다.해석학이론의토대는주로철학적해석과구성주의교육학에서비롯된다.우리나라는해석학을도입하여변형을추진하는과정에서이념,기술,제도라는3대어려움에직면하였다.이에따라주제와의연관성,편안함,조직성,관련성,흥미요소,평가성의6대요소를포함하는박물관해석모델을제시하였으며나아가해석기획의프레임을설계하여이론과방법적으로중국박물관이당대에변형을풀어가는방법에대해탐구하였다.

핵심어:박물관의변화,해석,해석기획,관람객중심

6.「시점이곧관점이다-위기시각으로보는디자인전시큐레이션」(李磊)

제요:디자인큐레이션은디자인교육의힘,사회변혁의힘과대중을깨우치는힘이있으며다원성,응용성과시사성의가치도지닌다.위기시각에서디자인큐레이션은시점(실천)의측면에서보았을때전시가주목하는명제가각각의사회영역에방사되어일련의사회문제에대한해결방안을제시하고관점(이론)의측면에서보았을때전시는대중이디자인마인드를함양하고사변의식을구축하여전세계적인위기와도전에대응하도록한다.시점과관점의가치가서로보완하여디자인큐레이션자체가일종의‘위기설계’가되도록하고공공생활과사회발전사이에서나날이커지는간극을좁히기위해다리를놓는것은‘대중의각성’이사회변혁을추진하는힘이되도록하기위함이다.이에따라위기시각에서의디자인큐레이션-시점이곧관점이다-은사회적책임감을갖는가치와의미를나타낸다.

핵심어:박물관전시，디자인전시큐레이션，위기시각,시점,관점,사회적가치

（翻译：朴炫真）