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2016年日本敦煌學研究論著目録

2018-01-23林生海

敦煌学国际联络委员会通讯 2018年0期
关键词:敦煌日本研究

林生海

(安徽師範大學)

一、 論 文

1. 政治·地理

會田大輔,北周天元皇帝考,東方学131,17—33,2016-01。

榎本渉,中世東シナ海海域における国際商人,学際(1),3—13,2016-01。

菅沼愛語,九世紀前半の東部ユーラシア情勢と唐の内治のための外交: 吐蕃との長慶会盟、ウイグルへの太和公主降嫁の背景,史窓(73),1—25,2016-02。

岩尾一史,9世紀の歸義軍政權と伊州: Pelliottibétain1109を中心に,敦煌寫本研究年報10(2),341—356,2016-03。

齊藤達也,漢語文獻におけるコータン(于闐)王族の姓氏: 出土文獻と編纂史料による再檢討,敦煌寫本研究年報10(2),357—370,2016-03。

魏迎春,《唐雲麾將軍敦煌曹懷直墓誌銘》考釋: 兼論敦煌曹氏與曹氏歸義軍的族屬,敦煌寫本研究年報10(2),449—466,2016-03。

石見清裕,ユーラシアの民族移動と唐の成立: 近年のソグド人関係新史料を踏まえて,専修大学社会知性開発研究センター古代東ユーラシア研究センター年報2,5—16,2016-03。

川本芳昭,東アジア古代における「中華」と「周縁」についての試論,専修大学社会知性開発研究センター古代東ユーラシア研究センター年報2,91—109,2016-03。

西村陽子,唐後半華北諸藩鎭の鐵勒集団: 沙陀系王朝成立の背景,東洋史研究74(4),678—715,2016-03。

藤野月子,遼と近隣諸国との公主降嫁による外交について,九州大学東洋史論集(44),1—33,2016-03。

菅沼愛語,烏孫への和蕃公主の外交活動と漢の対外政策: 江都公主、解憂公主、侍女馮嫽の活動の記録,総合女性史研究(34),5—21,2017-03。

孟憲実,王鼎(翻訳),名岸戦役より西州府兵を覗く,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,48—70,2016-03。

石見清裕,唐·張九齢『曲江集』所収の対吐蕃国書四首について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,329—354,2016-03。

坂尻彰宏,三つの索勳像: 供養人像からみた歸義軍史,敦煌寫本研究年報10(2),309—325,2016-03。

新見まどか,唐末の盧龍節度使における「大王」号の出現,関西大学東西学術研究所紀要(49),10—19,2016-04。

森部豊,唐代奚·契丹史研究と石刻史料,関西大学東西学術研究所紀要(49),105—126,2016-04。

髙橋康浩,范陽の盧氏について: 盧植·盧毓と漢魏交代期の政治·文化,東洋史研究75(1),66—97,2016-06。

徐冲,梶山智史(訳),「門下功曹」から「侍中尚書」ヘ: 「二重君臣関係」からみた「漢魏革命」,唐代史研究(19),146—173,2016-08。

王連龍,梶山智史(訳),唐代の高句麗移民「高乙徳墓誌」および関連する問題,駿台史學(158),119—132,2016-09。

岩尾一史,ドルポ考: チベット帝国支配下の非チベット人集団,内陸アジア言語の研究XXXI,1—19,2016-10。

赤羽目匡由,渤海王大武芸への官爵授与をめぐる二、三の問題,メトロポリタン史学12,107—126,2016-12。

藤野月子,遼·西夏閒の外交を巡って: 婚姻の側面から見た,東洋史研究76(3),444—475,2017-12。

2. 社會·經濟

丸橋充拓,唐代後半の北辺経済再考,アジア史学論集10,43—61,2016-01。

森部豊,唐代契丹人墓誌に関する一考察: 遼寧省朝陽市博物館所蔵新出墓誌の紹介を兼ねて,関西大学アジア文化研究センターディスカッションペーパー13,23—30,2016-02。

波波娃,敦煌文獻中的唐太宗,敦煌寫本研究年報10(2),275—284,2016-03。

赤木崇敏,曹氏歸義軍節度使時代の敦煌石窟と供養人像,敦煌寫本研究年報10(2),275—284,2016-03。

速水大,P3899v馬社文書に關する諸問題,敦煌寫本研究年報10(2),327—339,2016-03。

岩本篤志,敦煌本脈書小考: ロシア藏文獻と『平脈略例』を中心に,敦煌寫本研究年報10(2),387—398,2016-03。

丸山裕美子,敦煌寫本本草と古代日本の本草: 『本草和名』の歴史的意義,敦煌寫本研究年報10(2),399—411,2016-03。

高啓安,關於豆腐歴史的另類思考: 以一條敦煌史料爲綫索,敦煌寫本研究年報10(2),467—475,2016-03。

裴成国,丁世理(翻訳),『高昌張武順等ブドウ作付数および租酒帳』の再研究,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,101—123,2016-03。

朱玉麒,刘怡(翻訳)、西村阳子(监訳),漢和堂蔵「裴岑碑」旧拓考,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,150—169,2016-03。

猪飼祥夫,大谷文書8097号の本草文献について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,170—190,2016-03。

田衛衛,白石将人(监訳),ロシア藏敦煌文獻Дх.10740に見える『重脩開元寺行廊功德碑并序』習字斷片について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,316—328,2016-03。

髙瀬奈津子,唐代の墓誌,歴史と地理(696),26—34,2016-08。

森部豊,中国におけるソグド人墓の発見とソクド石棺牀の復元,関西大学アジア文化研究センターディスカッションペーパー14,63—69,2016-03。

梶山智史,北魏における墓誌銘の出現,駿台史學(157),23—46,2016-03。

妹尾達彦,シルクロードと長安のソグド人,東洋学報97(4),98—99,2016-03。

石見清裕,ユーラシアの民族移動と唐の成立: 近年のソグド人関係新史料を踏まえて,専修大学社会知性開発研究センター古代東ユーラシア研究センター年報2,5—16,2016-03。

須江隆,宋代地志序跋文考(3)寶慶『四明志』·開慶『四明續志』小考(寺田隆信博士追悼論文集),東北大学東洋史論集12,251—280,2016-03。

大澤正昭,明代日用類書の告訴状指南: 「土豪」を告訴する,唐宋変革研究通訊(7),45—61,2016-03。

平田茂樹,南宋士大夫のネットワークとコミュニケーション: 魏了翁の「靖州居住」時代を手がかりとして,東北大学東洋史論集12,215—249,2016-03。

町田隆吉,「唐咸享四年(673)左糞舎告死者左憧憙書爲左憧憙家失銀銭事」をめぐって: 左憧憙研究覚書(3),国際学研究6,1—10,2016-03。

町田隆吉,甘粛·臨沢出土の西普簡と孫氏一族: 臨沢出土西普簡研究(一),桜美林論考·人文研究7,137—148,2016-03。

遠藤隆俊,宋代士大夫家族の秩序と構造: 范氏十六房の形成,東北大学東洋史論集12,157—179,2016-03。

北村一仁,北朝国境地域における造像と人々: 汝水上—中流域の状況について,東洋史苑(86·87),267—324,2016-03。

原宗子,古代黄河流域の水稲作地点,創立五十週年記念論文集1,667—684,2016-03。

武田時昌,神農祭記念講演東アジアの万能薬,斯文(128),41—67,2016-03。

真柳誠、小曽戸洋、武田時昌,巻頭座談会古医書を語る(古医書の魅力),医道の日本75(7),12—19,2016-07。

荒川正晴,The Silk Road Trade and Traders,東洋文庫欧文紀要74,29—59,2016。

王維坤,在唐の日本留学生井真成の墓誌に関する再研究: 併せて亡くなられた矢野建一先生との共同研究の日々を偲ぶ(矢野建一教授追悼号),専修人文論集(99),41—75,2016-11。

王維坤,中日古代文化交流史上の三つの問題点: 和同開珎と井真成墓誌と則天文字「圀」字を中心として,郵政考古紀要(66),1—18,2016-12。

渡邉義浩,『世説新語』における貴族的価值観の確立,中国文化(74),27—40,2016。

高芝麻子,江戸期の初学者向け作詩教本に見える分類方法について,新しい漢字漢文教育(63),20—30,2016。

大上正美,嵇康の「家誡」と「釈私論」と: 「中人」の志をめぐって,中国文化(74),1—13,2016。

3. 法律·制度

稲田奈津子,殯儀礼の再検討,日本史研究(641),89—91,2016-01。

李方,唐代水利法律與西域水利法律條文的運用,敦煌寫本研究年報10(2),413—421,2016-03。

辻正博,唐代寫本における避諱と則天文字の使用: P.5523rectoの書寫年代について,敦煌寫本研究年報10(2),437—448,2016-03。

松本保宣,五代中原王朝の朝儀における謝恩儀禮について: 正衙謝と中謝,東洋史研究74(4),716—754,2016-03。

山崎覚士,加耗·省耗·雀鼠耗: 両税法の附加税,唐宋変革研究通訊(7),35—43,2016-03。

渡辺信一郎,唐代両税法の成立: 両税銭を中心に,唐宋変革研究通訊(7),15—33,2016-03。

劉安志,乐洵(翻訳),吐魯番出土唐代解文についての雑考,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,71—100,2016-03。

岡部毅史,漢晋五胡十六国期の東宫と西宫,大阪市立大学東洋史学専修研究室編『中国都市論への挑動』,汲古書院,163—195,2016-03。

野口優,黄紙詔書再考,汲古(69),53—58,2016-06。

岡野誠,唐代の平闕式についての一考察(下)敦煌写本「唐天宝職官表」の検討を通して,法律論叢89(1),376—318,2016-07。

南澤良彦,漢代の明堂と五帝,中国哲学論集(42),21—43,2016-12。

石野智大,叢説唐代県行政下における「不良」の犯罪捜査,法史学研究会会報(20),125—139,2016。

松下憲一,后妃のゆくえ: 北斉·北周の後宫,愛知学院大学文学部紀要: 愛知学院大学論叢(46),144—127,2016。

松下憲一,北魏の後宫制度,北大史学(56),48—73,2016-12。

菅沼愛語,北魏における「子貴母死」制度の歴史的背景: 皇太子生母殺害の慣習とその理由,古代文化68(3),373—385,2016-12。

4. 語言·文學

揚之水,山本孝子、瀧朝子(訳),宫粧変じ尽きて尚お娉婷たり: 毛女故事図考,大和文華(129),1—7,2016-01。

福田俊昭,『朝野僉載』に見える徴應説話(前編),東洋研究(199),63—84,2016-01。

朱鳳玉,散藏敦煌遺書所見題跋輯録與研究: 以許承堯舊藏題跋爲例,敦煌寫本研究年報10(1),21—33,2016-03。

郝春文、王曉燕,敦煌寫本中形近字同形手書舉例,敦煌寫本研究年報10(1),35—45,2016-03。

張涌泉、羅慕君,敦煌《八陽經》殘卷續綴,敦煌寫本研究年報10(1),47—67,2016-03。

山口正晃,羅振玉舊藏『新定書儀鏡』斷片の綴合,敦煌寫本研究年報10(1),69—87,2016-03。

高田時雄,敦煌本玉篇の第三殘片,敦煌寫本研究年報10(1),89—94,2016-03。

永田知之,敦煌本『文心雕龍』研究事始: 初期敦煌学の一齣,敦煌寫本研究年報10(1),95—108,2016-03。

山本孝子,凶儀における「短封」の使用: 唐·五代期における書簡文の變遷,敦煌寫本研究年報10(1),109—123,2016-03。

玄幸子,變文資料を中心とする中國口語史研究再檢討,敦煌寫本研究年報10(1),125—134,2016-03。

高井龍,P.4524「降魔變畫巻(擬)」考,敦煌寫本研究年報10(1),135—147,2016-03。

荒見泰史,敦煌唱導資料の綜合的研究總序,敦煌寫本研究年報10(1),169—176,2016-03。

Imre Galambos, Scribbles on the Verso of Manuscripts Written by Lay Students in Dunhuang,敦煌寫本研究年報10(2),497—522,2016-3。

渡邉義浩,『世説新語』における人物評語の展開,六朝學術學會報17,19—33,2016-03。

鳥羽田重直,魏晋南北朝隋唐詩小史,和洋國文研究(51),1—8,2016-03。

大橋由治,中華書局刊行新舊『搜神記』收録説話の對照(3),大東文化大学漢学会志(55),143—153,2016-03。

谷口高志,記の文学における自然と人爲: 中唐期から北宋中期にかけて,「エコ·フィロソフィ」研究Vol.10别册(10),75—78,2016-03。

大上正美,「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型,青山語文(46),109—117,2016-03。

黒田彰,董黯図攷: 呉氏蔵北魏石牀(二面)の孝子伝図について,文学部論集(100),15—30,2016-03。

松澤博,西夏文獻拾遺(5)スタイン將來西夏語譯『貞觀政要』斷簡を中心として,東洋史苑(86·87),85—265,2016-03。

査屛球,渡部雄之(訳),西域の仏から東土の隠士へ: 唐代維摩詰図題詩の変遷,中國中世文學研究(67),1—22,2016-03。

玄幸子,太田辰夫「兼語動詞」再検討: 中国口語研究への新視点,関西大学東西学術研究所紀要(49),89—104,2016-04。

浅見洋二,「避言」ということ: 『論語』憲問から見た中国における言論と権力,中国研究集刊(62),1—17,2016-06。

松井太,大英圖書館所藏對譯語彙集斷片Or·12380/3948再考,東方学132,87—73,2016-07。

渡邉義浩,『搜神記』の引用からみた『法苑珠林』の特徴,東洋研究(200),1—23,2016-07。

川合康三,規範と表現: 『文選』詩の初めの部立てを中心に,東方学132,1—19,2016-07。

橘千早,敦煌俗楽の復元試論: 歌詞の四声と旋律との関連性を探る,和漢比較文学(57),28—45,2016-08。

Li Gang,An Old Uighur Fragment in All iterative Verses Preserved in the Turfan Museum,内陸アジア言語の研究XXXI,21-27,2016-10。

白玉冬、松井太,フフホト白塔のウイグル語題記銘文,内陸アジア言語の研究XXXI,29—77,2016-10。

黒田彰,南京博物院蔵後漢画象石の魯秋胡子図: 新出の列女伝図について,京都語文23,193—238,2016-11。

黒田彰,呉强華氏蔵新出北魏石牀の孝子伝図について: 陽明本孝子伝の引用,京都語文(24),134—165,2016-12。

渡邉義浩,『世説新語』の引用よりみた『晉書』の特徴,史滴(38),45—61,2016-12。

渡邉義浩,『世說新語』の編纂意図,東洋文化研究所紀要170,1—40,2016-12。

松原朗,草堂の杜甫: 成都時代の自畫像,中国詩文論叢35,41—65,2016-12。

勝山稔,白話小説受容史から見た『支那文学大観』の位置付けについて: 『支那文学大観』の停刊と共立社の関係を中心として,国際文化研究科論集24,98(1)—81(18),2016-12。

後藤秋正,杜甫「逸詩」札記,中国文化(74),41—53,2016。

後藤秋正,杜甫と韋迢: 杜甫晩年の応酬詩,札幌国語研究21,85—95,2016。

荒川慎太郎,大英図書館所蔵西夏文「礼賛文」断片について: 黒水城出土チベット語文献中の資料K.K.Ⅱ.0303.a,京都大学言語学研究(35),195—216,2016。

5. 宗教·思想

落合俊典,仏教文献との出会い,駒澤大学佛教学部論集47,1—9,2016-01。

新見まどか,平盧節度使と泰山信仰: 『太平広記』所収「李納」伝を中心に,史泉(123),17—33,2016-01。

徐銘,敦煌における9、10世紀の「印沙仏」儀礼の考察,国立歴史民俗博物館研究報告200,115—126,2016-01。

三宫千佳,中国北魏金銅仏の鋳造技法の検討: 佐野美術館蔵天建元年銘青銅如来坐像光背火焔文の再現実験を通して,富山大学芸術文化学部紀要10,58—77,2016-02。

王三慶,敦煌佛教齋會文獻「啓請文」的神靈系統及相關問題,敦煌寫本研究年報10(1),149—154,2016-03。

汪娟,敦煌禮懺多重網絡的建構,敦煌寫本研究年報10(1),155—168,2016-03。

鄭阿財,日本敦煌變文研究的問題意識與貢獻,敦煌寫本研究年報10(1),177—187,2016-03。

梁麗玲,敦煌文獻中的護産信仰研究,敦煌寫本研究年報10(1),189—204,2016-03。

遊佐昇,道教の俗講に見られる劇場空間,敦煌寫本研究年報10(1),205—218,2016-03。

劉屹,古靈寶經戒律思想的發展脈絡,敦煌寫本研究年報10(1),219—230,2016-03。

周西波,《大道通玄要》之卷數、品題及引經問題試議,敦煌寫本研究年報10(1),231—241,2016-03。

張先堂,中國古代佛教三寶供養與“經像瘞埋”: 兼談敦煌莫高窟藏經洞的封閉原因,敦煌寫本研究年報10(2),253—273,2016-03。

橘堂晃一,ウイグル文慈恩宗文獻「大唐三藏行跡讚」,敦煌寫本研究年報10(2),371—386,2016-03。

大西磨希子,唐代における倚坐形彌勒佛の流布と武則天,敦煌寫本研究年報10(2),423—436,2016-03。

許飛,吐魯番随葬衣物疏に見える四神の源流,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,124—149,2016-03。

荒見泰史,浄土五会念仏法事と八関斎、講経,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,191—228,2016-03。

高井龍,敦煌文献BD3578初探,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,229—257,2016-03。

荻原裕敏,『根本説一切有部律薬事』に関連する二点のトカラ語B断片について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,258—276,2016-03。

笠井幸代,聖人の佈施を讃える古ウイグル語仏教讃歌,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,277—293,2016-03。

慶昭蓉,亀兹仏教と鋳冶との関係に関する試論,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,294—315,2016-03。

柴田幹夫,本願寺と義和団事件について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,423—455,2016-03。

闞正宗,魏瑾(翻訳),殖民時期観音のイメージ作成と文化伝播,荒川正晴、柴田幹夫(編),『シルクロードと近代日本の邂逅』,456—482,2016-03。

小南一郎,竈(灶)神をめぐる習俗と信仰,説話·伝承学24,80—93,2016-03。

土屋昌明,洞天思想と自然環境の問題,「エコ·フィロソフィ」研究Vol.10别册,151—163,2016-03。

土肥義和,大宋沙門道圓三藏の西域求法の旅,東洋学報: 東洋文庫和文紀要97(4),479—481,2016-03。

濱川栄,中国古代儒家文献に見る反戦思想(1)『易経』『書経』『礼記』『論語』,常葉大学教育学部紀要(36),19—38,2016-03。

定源(王招國),スタイン1087號『金剛般若義記』の作者に關する考察,日本古写経研究所研究紀要(1),47—64,2016-03。

二階堂善弘,民間信仰から見た『水滸伝』の特殊性,関西大学中国文学会紀要(37),291—295,2016-03。

二階堂善弘,「大雄宝殿」考,東アジア文化交渉研究(9),197—206,2016-03。

神塚淑子,六朝道教と『荘子』: 『真誥』·霊宝経·陸修静,名古屋大学文学部研究論集(哲学62),55—81,2016-03。

栄新江著,村井恭子(訳),「トゥルファン出土『金光明経』写本題記と高昌への祆教伝来」,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,25—47,2016-03。

二階堂善弘,温州の廟と祭神について,関西大学東西学術研究所紀要(49),61—72,2016-04。

上島享,「中世国内神名帳」の成立: 中世神祇秩序の形成,神道史研究64(1),2—35,2016-04。

石井公成,「長恨歌」における道敎と佛敎: 『佛所行讚』『佛本行集經』の影響を中心として,東方宗教(127),18—28,2016-05。

石井公成,聖徳太子研究の現在,大法輪83(5),42—49,2016-05。

奈良康明,捨ててこそ: 仏教が勧める「捨」,大法輪83(6),62—65,2016-06。

吉田豊,唐代におけるマニ教信仰: 新出の霞浦資料から見えてくること,唐代史研究(19),22—41,2016-08。

松浦典弘,唐代の女性と仏教: 墓誌の検討を中心に,唐代史研究(19),98—120,2016-08。

福島恵,唐代における景教徒墓誌: 新出「花献墓誌」を中心に,唐代史研究(19),42—76,2016-08。

石井公成,仏典漢訳の諸相,日本語学35(10),46—55,2016-09。

小野嶋祥雄,東アジア仏教における教えの継承の特色,浄土真宗総合研究(10),31—47,2016-09。

蓑輪顕量,日本仏教における継承と伝統,浄土真宗総合研究(10),13—30,2016-09。

石井公成,『法華経』と芸能の結びつき: 聖徳太子伝·琵琶法師·延年(日本化する法華経),アジア遊学(202),12—23,2016-10。

石井公成等,有名なお経の中身を知る: 何が書いてあるのか,大法輪83(10),76—87,2016-10。

小南一郎,中国近世の宗教文芸,國學院雜誌117(11),158—172,2016-11。

榎本渉,平安末期天台宗における宋代仏教へのまなざし: 栄西入宋の前提として,仏教史学研究59(1),19—41,2016-11。

今場正美,江淹の「效阮公詩」制作と左遷後の心境について,學林(65),1—23,2017-11。

佐藤文子等,国史学とアジアと仏教文物,日本思想史学(48),43—46,2016。

中田美繪,唐代中國におけるソグド人の佛敎「改宗」をめぐって,東洋史研究75(3),448—484,2016-12。

松浦史子,祥瑞としての山車: 亂世を統べるかたち,中国詩文論叢35,19—40,2016-12。

6. 考古·美術

吉田豊、古川攝一,江南マニ教絵画「聖者伝図(3)」の発見と絵画の内容について,大和文華(129),25—41,2016-01。

小山満,五胡時代の古鏡,シルクロード研究9,1—13,2016-02。

山本忠尚,舞獅子と舞龍: 隋唐鏡に見える異形の獣(3),古事: 天理大学考古学·民俗学研究室紀要20,1—13,2016-03。

倉本尚徳,阿弥陀仏となる誓願: 龍門石窟薬方洞「究竟荘厳安楽浄土成仏銘記」小考,印度學佛教學研究64(2),731—736,2016-03。

山本忠尚,正倉院宝物を十倍楽しむ(9),古代文化67(4),634—641,2016-03。

濱田瑞美,敦煌莫高窟第三二三窟考: 図様構成と宗教的機能をめぐって,國華121(9),7—27,3、5,2016-04。

濱田瑞美,中国四川省邛峽市花置寺摩崖第3龕の図像について: 阿弥陀五十三仏の尊像構成をめぐって,横浜美術大学教育·研究紀要6,75—83,2016。

山本忠尚,唐鏡の亀鈕と破鏡,郵政考古紀要(65),15—35,2016-08。

村井恭子,大唐西市博物館新蔵唐『張茂宣墓誌』考,董劭偉主編『中華歴史与伝統文化研究論叢』2,159—176,2016-08。

荻原裕敏,ベゼクリク第20窟誓願図のトカラ語題記について,東京大学言語学論集37(1),191—216,2016-09。

荻原裕敏,ドイツ所蔵トカラ語B断片B384について,東京大学言語学論集電子版(eTULIP)37(2),69—79,2016-09。

石松日奈子,雲岡石窟の皇帝大仏: 鮮卑王から中華皇帝へ,國華122(2),19—31,2016-09。

倉本尚徳,刻経から見た鄴の仏教: 小南海石窟·北響堂山石窟を中心に,中国考古学(16),77—101,2016-11。

檜山智美,壁画というテキスト: クチャの仏教壁画を「読む」: 美術史と文献学の領域横断的アプローチへ向けて,Journal of World Buddhist Cultures 25,2016-11。

檜山智美,クチャの壁画にみられる宫廷道化師ヴィドゥーシャカの図像,佛敎藝術(349),76—99,5,2016-11。

八木春生,鄴城およびその付近における北斉時期の仏教造像の特色,中国考古学(16),57—75,2016-11。

小澤正人,八木春生,考古学から見九鄴城: 隋唐時代への変革期という視点から中国考古学(16),3—6,2016-11。

八木春生,龍門石窟の評価,世界遺産学研究2,35—43,2016-11。

石松日奈子,山西平定開河寺石窟の研究: 北朝期の石窟三所と隋開皇元年「鎭國王像雙丈八」銘摩崖大佛,東方学報91,1—44,2016-12。

岩本篤志,カラ·テペ新出文字資料と周辺遺跡: テルメズ·アンゴル地域を中心に,立正史学(119),1—18,2016。

7. 文書·譯注

今場正美,譯注中国古代の占夢(4),立命館白川靜記念東洋文字文化研究所紀要(9),61—74,2016-01。

平田陽一郎、山下将司,「唐·翟天徳墓誌」の訳注と考察,沼津工業高等専門学校研究報告50,105—110,2016-01。

馬場理惠子、大川俊隆、小寺裕等(訳),『九章算術』訳注稿(22),大阪産業大学論集·人文·社会科学編26,19—35,2016-02。

佐野誠子(訳),陸杲『繋観世音応験記』訳注稿(2),名古屋大學中國語學文學論集30,147—223,2017-03。

髙瀬奈津子、江川式部(訳),釈注『封氏聞見記』訳注(3),札幌大学総合研究(8),130—105,2016-03。

会田大輔,『帝王略論』巻一校注稿,明大アジア史論集(20),152—131,2016-03。

会田大輔,『帝王略論』巻四校注稿,國士舘東洋史學(7—9),17—52,2016-03。

梶山智史,屠本『十六国春秋』序文輯録訳注(2),明大アジア史論集(20),43—61,2016-03。

興膳宏(訳),金樓子譯注(7),中國文學報87,89—115,2016-04。

興膳宏(訳),金樓子譯注(8),中國文學報88,79—97,2016-10。

永井政之、程正、五十嵐嗣郎等(訳),『宋会要』道釈部訓注(11),駒澤大学佛教学部論集47,11—35,2016-10。

『文史通義』研究班,『文史通義』内篇一譯注,東方学報91,149—236,2016-12。

8. 動向·調查

山田勝久,シルクロード踏査報告: 仏教東漸のオアシスを中心として,シルクロード研究9,27—95,2016-02。

柴田幹夫,高雄だより: 半年間の在外研究によせて,東方(421),8—12,2016-03。

金子修一,二〇一五年度駒沢史学会大会記念講演東アジア世界論の現在,駒沢史学(85),67—75,2016-03。

片山章雄,トゥルファン地域の仏典断片と諸国の探検隊,東海史学(50),41—55,2016-03。

平田茂樹,「游於芸: 十一至十四世紀士人的文化活動与人際網絡」国際学術研討会参加記,都市文化研究(18),107—110,2016-03。

片山章雄,第五五〇回フィンランド·マンネルヘイム収集の新疆資料と日独露仏の探検隊,東洋学報: 東洋文庫和文紀要97(4),484—486,2016-03。

金子民雄,スヴェン·ヘディンによって発見された、楼蘭文書に関する報告書に対し、オーレ,ル·スタインよりヘディンに宛てて出された礼状,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,361—374,2016-03。

小島康誉,ヘディンに関する档案史料の若干の紹介,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,375—401,2016-03。

加藤斗規,『雪堂類稿』所収「帰夢寮日箋(残稿)」について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,402—415,2016-03。

川邉雄大,西本願寺の海外布教と鎮西别院,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,483—500,2016-03。

野世英水,地方志にみる近代中国東北部の仏教,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,522—556,2016-03。

菅澤茂,柱本瑞俊の自坊·明覚寺本堂と茶室について,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,557—568,2016-03。

門司尚之,大谷光瑞の妹·武子の夫、九条良致,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,569—597,2016-03。

橋口和真,大谷光瑞が徳富蘇峰に宛てた書簡の一例,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,598—613,2016-03。

白須淨眞,大谷探検隊に先行する真宗青年僧の英領下セイロンへの留学,荒川正晴、柴田幹夫(編)『シルクロードと近代日本の邂逅』,659—771,2016-03。

中村圭爾,『新中国出土墓誌』刊行二〇週年紀念日中合同中国石刻国際シンポジウム(研討会)報告記,東方(422),12—16,2016-04。

妹尾達彦,比較都城史の旅: 2015年夏の秦漢都城址調査,唐代史研究(19),249—255,2016-08。

岩本篤志,トハリスタンの仏教遺跡と玄奘: 立正隊による調査をふまえて,唐代史研究(19),256—264,2016-08。

岩本篤志,敦煌景教文献と洛陽景教経幢: 唐代景教研究と問題点の整理,唐代史研究(19),77—97,2016-08。

奈良康明,フランス「禅道尼苑授戒会」に参加して: 欧州における禅仏教への関心,大法輪83(10),14—18,2016-10。

關尾史郎,「紀念走馬楼三国呉簡発現二十週年長沙簡帛研究国際学術研討会」に参加して,東方(430),2—6,2016-12。

成田健太郎,中国書道史関連の研究動向,書学書道史研究2016(26),101—110,2016。

手島一真,中国〈中原〉地域北朝隋唐時期佛教石刻調査概報: 平成22(2010)年度第1次現地調査における基礎的情報,法華文化研究(42),11—44,2016。

9. 書評·介紹

池野範男,真正な歴史研究実践: 白須淨眞著『大谷探検隊研究の新たな地平』を事例に,『シルクロードと近代日本の邂逅』,3—21,2016-03。

稀代麻也子,淺見洋二、高橋文治、谷口高志著『皇帝のいる文學史: 中國文學槪説』,六朝學術學會報17,43—49,2016-03。

橘堂晃一,森安孝夫著『東西ウイグルと中央ユーラシア』,内陸アジア史研究(31),175—183,2016-03。

佐々木聡,大野裕司『戦国秦漢出土術数文献の基礎的研究』,人文学論集34,27—37,2016-03。

河内春人,手島崇裕著『平安時代の対外関係と仏教』,日本歴史(814),94—96,2016-03。

佐野誠子,富永一登著『中國古小説の展開』,六朝學術學會報17,51—60,2016-03。

成田健太郞,宇佐美文理著『中國藝術理論史研究』,中國文學報87,116—130,2016-04。

柴田幹夫,坂井田夕起子著『誰も知らない「西遊記」: 玄奘三蔵の遺骨をめぐる東アジア戦後史』,現代中国研究(37),114—121,2016-05。

榎本渉,手島崇裕著『平安時代の対外関係と仏教』,ヒストリア(256),60—69,2016-06。

荒川慎太郎,古代文字への情熱: 希代の碩学豊田五郎『豊田五郎·武内康則著武内康則編豊田五郎契丹文字研究論集』,東方(425),38—41,2016-07。

平田茂樹,青木敦著『宋代民事法の世界』,史学雑志125(7),1296—1305,2016-07。

金子修一,河内春人著『日本古代君主号の研究: 倭国王·天子·天皇』,唐代史研究(19),222—236,2016-08。

速水大,土肥義和編『八世紀末期—十一世紀初期燉煌氏族人名集成: 氏族人名篇人名篇』土肥義和編『八世紀末期—十一世紀初期燉煌氏族人名集成: 索引篇』,唐代史研究(19),245—248,2016-08。

岡部毅史,速水大著『唐代勲官制度の研究』,唐代史研究(19),206—213,2016-08。

丸山裕美子,岩本篤志著『唐代の医薬書と敦煌文献』,唐代史研究(19),200—205,2016-08。

小林聡,川合安著『南朝貴族制研究』,唐代史研究(19),174—181,2016-08。

平田陽一郎,川本芳昭著『東アジア古代における諸民族と国家』,唐代史研究(19),182—192,2016-08。

会田大輔,大渕貴之著『唐代勅撰類書初探』,唐代史研究(19),214—221,2016-08。

牧飛鳥,稲田奈津子著『日本古代の喪葬儀礼と律令制』,唐代史研究(19),241—244,2016-08。

稲田奈津子,木村法光著『正倉院宝物と古代の技』,日本歴史(820),88—90,2016-09。

石野智大,池田温著『唐史論攷: 氏族制と均田制』,歴史評論(797),85—89,2016-09。

萩信雄,『シルクロードと近代日本の邂逅』,東方(427),38—41,2016-09。

安部聡一郎,角谷常子編『東アジア木簡学のために』,日本歴史(820),86—88,2016-09。

白須淨眞,森安孝夫著『東西ウイグルと中央ユーラシア』,史学雑志125(10),1761—1771,2016-10(林生海譯《東西回鶻與中亞歐亞大陸》,劉進寶主編《絲路文明》第1輯,上海古籍出版社2017年)。

小島浩之,速水大著『唐代勲官制度の研究』,史学雑志125(10),1742—1751,2016-10。

市村導人,大澤正昭·中林広一編『春耕のとき: 中国農業史研究からの出発』,上智史学(61),173—178,2016-11。

河上麻由子,礪波護著『隋唐佛教文物史論考』,仏教史学研究59(1),63—67,2016-11。

今泉牧子,大澤正昭著『南宋地方官の主張』,上智史学(61),167—172,2016-11。

藤井教公,石井公成著『聖徳太子: 実像と伝説の間』,宗教研究90(3),571—576,2016-12。

辻正博,中国法制史と簡牘学との融合、その豊かな稔り: 冨谷至『漢唐法制史研究』によせて,創文(23),7—9,2016。

井上真美,蓑輪顕量著『日本仏教史』,洛北史学(18),135—137,2016。

河内春人,川本芳昭著『東アジア古代における諸民族と国家』,史学雑志125(12),2011-2019,2016-12。

堀内淳一,川本芳昭著『東アジア古代における諸民族と国家』,東洋史研究75(3),598—610,2016-12。

渡邊邦雄,稲田奈津子著『日本古代の喪葬儀礼と律令制』,古代文化(3),418—420,2016-12。

10. 學者·其他

興膳宏、吉川忠夫、狹間直樹等,先學を語る: 福永光司先生,東方学131,175—208,2016-01。

福島恵,隋唐期における墓誌史料の研究基盤情報の統計分析,学習院大学国際研究教育機構研究年報(2),164—179,2016-02。

柴劍虹,關於構建敦煌學史的若干思考,敦煌寫本研究年報10(1),1—8,2016-03。

方廣錩,《中國國家圖書館藏敦煌遺書總目録》的編纂,敦煌寫本研究年報10(1),9—19,2016-03。

榮新江,「補史」から「再構築」へ: 敦煌トルファン文書と中國中世史研究,敦煌寫本研究年報10(2),243—251,2016-03。

白須淨眞,1908(明治41)年のスヴェン·ヘディンの來日とその新資料: 内閣·外務省記録の新視點もかねて,敦煌寫本研究年報10(2),477—495,2016-03。

小島浩之,記録の媒体·材料·方法からみた戦後70年: 歴史学·古文書学と資料保存の視点から,記録と史料(26),20—25,2016-03。

中純子,蘇軾と音樂: 黄州流謫期における音樂への思索,橄欖20,103—121,2016-03。

河内利治、藤森大雅,平成27年度科学研究費補助金「基盤研究C」研究報告: 書の芸術性に関する術語と現代学者の解釈をめぐる比較研究,大東書道研究(23),156—123,2016-03。

中純子,詩賦が織り成す中国音楽世界: 洞簫という楽器をめぐって(中国の音楽文化: 三千年の歴史と理論),アジア遊学(201),68—87,2016-09。

中純子,蘇軾における日常の音,中國文學報88,26—56,2016-10。

西村陽子、北本朝展,ディジタル史料批判と歴史学における新発見(特集人工知能と歴史),人工知能: 人工知能学会志31(6),769—774,2016-11。

石碩,「李白と謝朓」再考: 「澄江淨如練」句の受容と展開,日本中國學會報68,18—31,2016。

川合康三,中国詩史における白居易,中古文学(98),3—16,2016-12。

二、 著 書

藤井淳(編),最澄·空海将来『三教不斉論』の研究,国書刊行会,2016-01。

林雅彦(編),絵解きと伝承そして文学,方丈堂出版,2016-01。

六朝楽府の会,『隋書』音楽志訳注,和泉書院,2016-02。

沖本克己,沖本克己仏教学論集第3巻シナ編2,山喜房佛書林,2016-02。

五十川伸矢,東アジア梵鐘生産史の研究,岩田書院,2016-02。

沈国威(編著),東アジア言語接触の研究,関西大学出版部,2016-02。

佐川英治,中国古代都城の設計と思想円丘祭祀の歴史的展開,勉誠出版,2016-03。

荒川正晴、柴田幹夫(編),シルクロードと近代日本の邂逅: 西域古代資料と日本近代仏教,勉誠出版,2016-03。

林生海,唐宋敦煌民間信仰研究,広島大学博士論文,2016-03。

松森秀幸,唐代天台法華思想の研究: 荆渓湛然における天台法華経疏の注釈をめぐる諸問題,法藏館,2016-03。

村松弘一,中国古代環境史の研究,汲古書院,2016-03。

矢野光治,『捜神記』のどうぶつたち,駿河台出版社,2016-03。

大阪市立大学東洋史学専修研究室(編),中国都市論への挑動,汲古書院,2016-03。

倉本尚徳,北朝仏教造像銘研究,法藏館,2016-04。

石見清裕(編著),ソグド人墓誌研究,汲古書院,2016-04。

礪波護,隋唐佛教文物史論考,法藏館,2016-04。

小高修司,唐代文人疾病攷,知泉書館,2016-07。

興膳宏,中国詩文の美学,創文社,2016-07。

中安真理,箜篌の研究: 東アジアの寺院荘厳と絃楽器,思文閣出版,2016-07。

村元健一,漢魏晋南北朝時代の都城と陵墓の研究,汲古書院,2016-08。

早稲田大学長江流域文化研究所(編集),中国古代史論集: 政治·民族·術数,雄山閣,2016-08。

公庄博,孟浩然詩全訳注(上、下),ユニプラン,2016-09。

礪波護,隋唐都城財政史論考,法藏館,2016-09。

砺波護,敦煌から奈良·京都へ,法藏館,2016-10。

岡村繁,白氏文集十二下,明治書院,2016-11。

公庄博,王昌齢全詩訳注(4訂版),ユニプラン,2016-12。

砂山稔,赤壁と碧城: 唐宋の文人と道教,汲古書院,2016-12。

飯倉義之(編著),怪異を魅せる: 怪異の時空,青弓社,2016-12。

葉山恭江,唐代伝奇を語る語り手: 物語の時間と空間,汲古書院,2016-12。

《2015年日本敦煌學研究論著目録》增補

竹浪遠,唐宋山水画研究,中央公論美術出版,2015-01。

北村一仁,両魏期における正平高涼楊氏と地域社会: 仏教造像事業をめぐる人々とその目的,龍谷史壇(140),2015-01。

岡部毅史,西晋皇太弟初探,東方学(129),32—48,2015-01。

平田陽一郎,「隋·郁久閭可婆頭墓誌」の訳注と考察,沼津工業高等専門学校研究報告(49)75—80,2015-01。

田中良昭、程正,敦煌禪宗文獻分類目録,大東出版社,2015-02。

小林仁,中国南北朝隋唐陶俑の研究,思文閣出版,2015-02。

京都大学人文科学研究所(編),木簡と中国古代,研文出版,2015-02。

大橋由治,『捜神記』研究,明徳出版社,2015-02。

大平幸代,悪道·迷路·弦歌: 晋宋期の方志·志怪における山水と神仙の境,未名(33),1—27,2015-03。

北村一仁,北朝—隋における民衆仏教と地域社会: 山西省運城市出土の仏教石刻を用いて,(龍谷大学BARC)2014年度研究報告書,379—404,2015-03。

川合康三,中国のいくさの詩: 杜甫の早期の詩を中心に(特集「いくさ」と文学),文学16(2),196—206,2015-03。

北村一仁,河南省洛寧県出土「北周牛氏千仏碑」に見る東西国境地域社会: 「南北朝—隋代仏教石刻タイムマップ」の活用例,(龍谷大学BARC)2014年度研究報告書,219—242,2015-03。

山田勝久,シルクロードの光彩: 西域踏査40年·悠久の夢とロマンを馳せて,笠間書院,2015-05。

北村一仁,北朝国境地域における仏教造像事業と地域社会: 山西陽城出土「上官氏等合邑造釋迦仏像摩崖」を手掛かりとして,東洋史苑(84),1—46,2015-06。

成田健太郞,魏晉南朝の文論·書論にみる風格論と技法論,東方学130,36—52,2015-07。

池田雄一(編),漢代を遡る奏げん: 中国古代の裁判記録,汲古書院,2015-07。

余欣,佐々木聡、大野裕司(訳),中国中世における陰陽家の第一人者: 蕭吉の学と術(怪異を媒介するもの),アジア遊学(187),227—248,2015-08。

佐野誠子,中国の仏教者と予言·讖詩: 仏教流入期から南北朝時代まで,アジア遊学(187),206—220,2015-08。

佐々木聡,王充『論衡』の世界観を読む: 災異と怪異、鬼神をめぐって,アジア遊学(187),189—205,2015-08。

芳村弘道,内藤湖南の手書詩稿と全集未収書簡(内藤湖南の詩稿),書論(41),45—51,17—31,2015-08。

大塚秀高,『夷堅志』は如何にして成ったか: 洪邁三族の『夷堅志』編纂に果たした役割,饕餮(23),2—29,2015-09。

岡本不二明,「李娃伝」と鞭: 唐宋文学研究余滴,汲古書院,2015-10。

富永一登先生退休記念論集刊行委員会(編),中国古典テクストとの対話: 富永一登先生退休記念論集,研文出版,2015-10。

佐藤長門(編),遣唐使と入唐僧の研究附校訂『入唐五家伝』,高志書院,2015-11。

平田陽一郎,西魏·北周的二十四军与“府兵制”,中国中古史青年学者联谊会会刊中国中古史研究5,144—174,2015-12。

矢田博士,中國の古典詩に見える蝙蝠: 宋代の詩を中心に,中国詩文論叢34,146—160,2015-12。

佐野誠子,『天地瑞祥志』所引志怪資料について,名古屋大學中國語學文學論集29,177—192,2015-12。

佐野誠子,六朝僧侣故事探求: 志怪と僧伝のあいだ,名古屋大學中國語學文學論集29,21—43,2015-12。

川本芳昭,歴史的観点から見た日本と大陸との関係,比較文明(31),145—149,2015。

石川忠久,漢字文明をいかに継承するか: 日中人文社会科学学会設立10週年大会記念講演,知性と創造: 日中学者の思考(6),6—15,2015。

渡邉登紀,二つの「答龐參軍」について: 陶淵明の交際と居住空間,人間科学研究(12),104—84,2015。

吉原浩人,銭塘湖孤山寺の元稹·白居易と平安朝の文人(特集仏教と文学),白居易研究年報(16),97—125,2015。

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