有关鼻浊音使用实态的研究
——以NHK新闻为中心
2017-12-06
(天津外国语大学 天津 300204)
有关鼻浊音使用实态的研究
——以NHK新闻为中心
曹冠楠
(天津外国语大学天津300204)
第一次接触“鼻浊音”这个概念是在大学一年级刚刚学习日语的时候。在日语听力课上学习浊音时,听说了“が行浊音除了‘が ぎ ぐ げ ご’的读音外还有另一种读音”,这个所谓的“另一种读音”就是鼻浊音。由于在汉语普通话中是没有鼻浊音的,所以最初学习发鼻浊音非常难。然后,在后续的语言学习中,其他的老师并没有特别强调鼻浊音的问题。在其他的课上得知,现在日本的年轻一代几乎不再使用鼻浊音了。平时在进行发音表记时,浊音和鼻浊音是不作区别的,所以没有特别地在意鼻浊音的问题。只有在看日本的电视节目和电视剧时,偶尔会发现有使用鼻浊音的艺人,而大部分人都是发浊音的。基于这样的现状,笔者以平时经常接触的NHK新闻为中心,对鼻浊音的使用实态进行了研究。
鼻浊音;时用实态;NHK
研究方法与内容
简单地说,鼻浊音就是“やや鼻にかかったガ行の音”,它的表记是在“カ”上加“゜”,用文字“カ゜”来表示(盐田东,2017)。鼻浊音的发音存在着地域的差异。一般来说,が行鼻浊音多见于东日本地区的方言当中。近畿地区的方言和东部大多数地区的传统方言中都有鼻浊音的存在,然而东海东山方言和西关东的部分地区的方言中则不使用鼻浊音。另外,在中国方言、九州方言中完全看不到鼻浊音的
身影。现在,以年轻人为中心,即使在东日本地区鼻浊音也在逐渐消失,が行鼻浊音的使用本身也整体呈现出衰退的倾向。在这种情况下,本稿截取了NHK新闻中的一部分,按照鼻浊音的发音法则,观察应当发鼻浊音的部分是否使用了鼻浊音,进而来把握鼻浊音的使用情况。
下面是将2017年8月1日的NHK晚7点新闻进行了文字化后的内容(开始到3分07秒)。
野村:こんばんは。7時になりました。NHK今日のニュース、野村正育です。
浦野:浦野遥です。
今日お伝えする主なニュースです。
浦野:学校法人「森友学園」による補助金詐欺事件。大阪地検特捜部は、補助金の上 限額を受け取るため、前理事長らが工事代金を水増しした疑いがあると見て、調べています。
野村:関東地方では、神奈川県や千葉県で、局地的に1時間に80ミリを超える猛烈 な雨が降っています。低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要です。
浦野:国内有数の分子生物学の研究者である東京大学の教授らの論文、実験データの捏造などがあったとする調査結果です。
野村:先日、マッサージ器を使用中に死亡事故が起きていたことが分かりました。厚生労働省はこのマッサージ器を使わないよう呼びかけています。
浦野:今月7日に、甲子園球場で開幕する夏の全国高校野球は今日、宮城の代表校が決まり、出場する49の代表校が出揃いました。
野村:まず、関東で猛烈な雨です。湿った空気や気圧の谷の影響で、関東地方を中心に大気の状態が不安定になっていて、神奈川県や千葉県で局地的に1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降っています。大気の不安定な状態は今夜遅くにかけて続く見込みで、気象庁は低い土地の浸水や土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
浦野:神奈川県が海老名市に設置した雨量計では午後3時までの1時間に120ミリ、千葉県が南房総市に設置した雨量計では、午後5時10分までの1時間に84ミリの猛烈な雨を観測しました。
大雨で店の一部に水が入り込んだという神奈川県横須賀市内の薬局では、「ものの30分ぐらいで前の道が冠水して、ほぼ歩道と車道の境目がなくなった状態で、でそこ車が通ると、店舗の中まで水が入ってきてしまって、まあ入ってきても4、5センチぐらいの感じだったんですが、そんな状態がちょっとこう1時間続きました」。
加粗的部分是应当发鼻浊音且实际也发了鼻浊音的内容,黄色高亮显示的是应该发鼻浊音却没有发的内容。加了下划线的部分不是NHK播音员的声音,是接受了采访的普通民众的发言。
从以上的标识当中也可以看出,应当发鼻浊音的地方NHK播音员都使用了鼻浊音,而普通市民却并没有完全使用鼻浊音。55岁的播音员野村正育是滋贺县人,播音员浦野遥是东京人,所以原本方言当中就有使用鼻浊音的可能性。另外,极有可能在NHK的新人培训中,也对鼻浊音和无声化等进行了专门训练。公共电视台的播送需要使用标准语,所以可以说鼻浊音的使用是不可或缺的。而另一方面,虽然不清楚接受采访的普通市民的年龄籍贯,但从声音上来判断,应该是30岁左右或30岁以上,籍贯是关东地区的可能性较高。这位普通市民的鼻浊音的使用情况也从侧面证明了,现代社会中鼻浊音的使用的确越来越少了。
NHK作为公共放送,使用正确的日语是理所应当的,然而刚进电视台就会发鼻浊音的播音员比例则年年降低。即便是NHK都有这样的倾向,那可以预想到在实际生活中鼻浊音的衰退有多么地严重。在书写时,不区别浊音和鼻浊音,可以认为是不会发鼻浊音的人增多的一个重要理由。按照这个趋势发展下去的话,恐怕鼻浊音将在未来的某一天彻底消失。
[1] NHKラジオニュース 2017年8月1日にアクセス
[2] NHK放送文化研究所 2017年8月1日にアクセス
[3] 塩田雄大 東美奈子(2017)「NHKアクセント辞典“新辞典”への大改訂(10)鼻濁音の位置づけと現況:『もも組(ぐみ)』とももグミ」『放送研究と調査』 NHK出版67(4), 60-72
曹冠楠(1993-),女,汉族,山西省大同市,硕士研究生,天津外国语大学高级翻译学院,日语语言文学专业同声传译方向。