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『東南文化』2019年第4号主な論文の要旨

2019-12-17

东南文化 2019年4期
关键词:工事時期江都

1.安徽定遠大孤堆漢墓M2発掘簡報(安徽省文物考古研究所)

要旨:2017年4月、安徽省文物考古研究所は定遠県南周村軍董組大孤堆遺跡に漢墓を4基見つかった。中にM2は最も特性があり、竪穴土坑墓で、保存状態がよく、埋め土は何層もあり、羨道と墓室の埋め戻し過程が分かる。出土遺物は土器、銅器、玉器などがある。該当墓は安徽江淮河地区における漢代墓考古の重要な資料になる。

キーワード:安徽 漢代 大孤堆 江淮地区 墓葬

2.南京江寧咸墅村2基の西晋「太康五年」墓発掘簡報(東南大学芸術学院 南京市江寧区博物館)

要旨:2013年6~7月にかけて、江寧区博物館が南京市江寧区淳化町で西晋墓を2基見つかって、緊急調査を実施した。両墓は竪穴土坑墓で、西南向き、東西方向に並列し、両墓の形と規模が違う。墓内から青磁、銅鏡と銅線などの遺物が合わせて16点出土した。中に“太康五年九月三日”という印文を持つ煉瓦がある。この印文煉瓦は墓の時期同定に根拠になる。該当墓の調査は六朝時期墓の形式と葬送儀礼の研究には役に立つ。

キーワード:江寧 西晋 煉瓦墓 太康五年

3.隋江都宮形式配置の研究と発掘(汪勃 王小迎)

要旨:江都兵乱の記載にある隋江都宮の城、城門と宮殿などの名称及び反乱軍が皇帝を捜査するルートなどの記事と、江蘇揚州蜀岡古代城址に隋江都宮と関連する城壁と城門そして道路などの遺構また揚州曹荘隋煬帝墓といった発掘調査資料を持って、隋江都宮の形式と配置を検討し、以下のことが分かった。隋江都宮及び東城は基本的に南北朝時期の広陵城と主な道路網を踏襲したこと。隋江都宮城内に中軸線を含めて三本の南北軸線があり、また東西軸線も三本あるかもしれないこと。隋江都宮の城門と主な宮殿の名称は都城の形式と強く関連すること。隋江都宮の規格は長安より高いこと。隋唐時期において揚州城は首都レベルの都市だこと。隋煬帝時期の江都は首都の大まかの形と成ったこと。隋江都宮は東南水陸交通中枢になり、南北政治と経済そして文化を融合させる中心になったこと。

キーワード:隋江都宮 江都兵乱 中軸線 城門 道路

4.博物館展示工事の工事料リスト編成規範について(牛小艳 陸建松)

要旨:博物館展示工事は建築、装飾などの建設工事に使う明確工事量リスト編成規範と違って、創意性と芸術性を持ち、工事内容も様々あるので、今明確な工事量リスト編成規範はない。普通の建築と装飾工事量予算システムを持って博物館展示工事を管理することはできない。この現状は展示工事料の予算と決算そして審査に影響を与え、工事予算の透明性もなく、博物館展示工事の完成にも影響を与える。今それに関する規範の制定は早急に着手しなければならない。我が国博物館が使っている展示工事量計算に以下の問題がある。工事は科学的分類はしていなく、リスト編成に必要な統一なエンコードがない。博物館工事量リスト編成の基礎内容には普通建築工事に似る細かい工事リスト、措置項目リスト、他項目リスト及び税金項目リストなどが含まれるのみならず、博物館の特徴に合わせる基礎装飾、照明、展示棚などの細かい指標と要求も含まれるべきだ。よって、博物館展示工事量リスト編成を管理することができる。

キーワード:博物館展示 工事量リスト 編成規範

5.博物館の都市ソフト力を上昇させることについて(鄭 奕)

要旨:博物館が都市発展に与える効果は短期効果と長期効果との二種類に分けられる。短期効果は定量出来、また形が見える。長期効果は定性できるが、形は見えない。長期効果は博物館が都市教育と創新価値、地方特色と都市イメージを構築すること、地方身分認可と市民意識を養成するなどのソフト力の概念を含める。博物館は都市ソフト力を上昇させることは定量的な数字で評価することはできないので、常に皆さんに無視されているが、これは博物館が社会持続性のある発展に貢献することに影響をあたえていない。今それに更なる注目を与えるべきだ。我々は“同質化”を捨て、都市“文化型企画”を構築し、博物館の“文化カード”を持ち出し、“文化公用地”を創設するなどの措置が取るべき、博物館が都市ソフト力を上昇させることに促す。

キーワード:博物館 都市 ソフト力 文化と観光との融合

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